担降り備忘録

  わたしは現在、Hey!Say!JUMPの有岡大貴さんを担当としていますが、以前はSexyZoneの松島聡くんを担当としていました。所謂担降り記事です。担降りは1か月以上も前にしているのに未だにグダグダ考えてしまう、そんなキモオタが深夜2時から早朝5時まで延々と書きなぐった独り言です。この時の気持ちはいつまでも忘れないと思うし、忘れたくないなぁと思う反面、いい加減すっきりさせたいので書き残します。長いです。突然始まる。スルー推奨。

 

 

 

 他のグループに比べることってあまりしたくないんだけど、聡ちゃんを担当してセクゾンを応援してた時、セクボセク松が出来て、3人がメインメンバーとなってから、いつもなんで他のグループはメンバー揃ってるのにうちは3人しかいないんだろう、なんで聡マリはここにいられないんだろうって、そればっかり考えてた。

 格差とか、結構どうでもよかった。そりゃたくさん映れば嬉しいし喋れば嬉しかった。でもセクゾンもまだデビューして数年だし、その時は健人が銀の匙やったり、バラエティ決まったり、ふましょりもそれぞれドラマやったりしてたし、3人がフロントメンバーなんてことわかりきってたし、その時は健人が中心にメンバーが外に向かって走ってるな、爪痕残してるなって思ってて、聡ちゃんの仕事が少ない事も全然平気だった。今耐えて、グループの仕事頑張ってればいつか聡ちゃんもソロのお仕事もらえるって思ってた。実際セクチャンでの聡ちゃんが好評だったしファンも増えてた実感あって、セクセカもすっごくよくて、キテるなって。もちろんジャニオタ界隈での話だから、世間への認知度はまだまだなのもファンなりに自覚してたけど、健人を筆頭にこっから行くぞ!って思ってた。

 そんな矢先にセクボセク松、ガムシャラ夏祭り、3人をメインメンバーに流動化、3人でのCDリリース、コンサート。

 思う事めちゃめちゃあったけど、メンバーも不本意じゃないこともわかったし、完全に運営への不満だった。けど、3人だけでのパフォーマンス見ても歌を聴いても全然楽しくなくて、3人も好きなのに、3人はなんも悪くないのに、全然応援出来なくて。でも3人を応援しないとセクゾンがなくなってしまう。こんな時でも聡ちゃんは自分のできる事頑張ってるのに聡ちゃんが戻る場所もなくなってしまうって。でも3人だけのセクゾンでそれなりに結果が出ればそれはそれで聡ちゃんの戻る場所がなくなってしまうかもしれないとか、悪い方悪い方に考えちゃって。5人が好きなのに5人になる事はなくて、どうしたらいいんだろうって。なんもできなくて。

 

 そんな時も、一緒にJUMPも応援してた。今に比べたらもっともっと軽くて、曲は聞くけどDVDは持ってなかったし番組も追ってなかったし雑誌も買ってても読んでなかった。でもウイークエンダーか出て、アルバムsmartが出て、ツアーがあって。(ツアーは当時は自ユニじゃなかったし北海道公演なかったので迷った挙句申し込み間に合わなかったので参戦出来なかったんだけど)今年DVDが出て初めて買って、ありえないくらいヘビロテした。もともと某動画共有サイトでAinoArikaのPV見てからJUMPのダンスに一目惚れしてて、ウィークエンダーも明日へのYELLのダンスも好きで。DVDを買って様々な楽曲のダンスが見れて、メンバーの表情が見れて、楽しくて仕方なかった。気付いたらツイッターでもJUMPの話ばかりしてた。

 それでも、わたしは聡ちゃんから降りる気は毛頭なかったし、こんな状況でもセクゾンが好きだし見守っていきたいって思ってた。今のこの状況から、数年後5人で売れるSexyZoneを担当として見られたら幸せだろうなって。まだ耐えられるって思ってた。

 

 でも、忘れもしないミュージックステーション

 バックにつくキンプリとカメラに抜かれない聡マリ。

 

 耐えられなかった。その頃SexyZoneから離れてたのもあって、久々に見た圧倒的格差にわたしは涙を流す事しかできなかった。テレビを見ながら、歌番組を見ながらあんなに声をあげて泣いたのは生まれて初めてだった。もう無理だと思った。3人と2人になっても、衣装が2人だけお下がりでも、テレビに映らなくても耐えられた。けど、ジュニアよりもひどい待遇に心が折れたのがわかった。

 

 聡ちゃんは好き。聡ちゃんのダンスが元々好きで、セクチャンで見え始めたポンコツなところも愛しくて、お顔もどんどんかっこよくなっていっていって、SexyZoneが、5人が好きなんだなぁってことがよくわかったし、セクセカ特典DVDのドバイで「SexyZoneにはアクロバットする人がいないから僕がなりたい」と言って8ヶ月もかけてバク転を習得した聡ちゃんには尊敬の意しかないし、担当として誇らしかった。聡ちゃんはこんなにかわいくてかっこいいんだよ!って。だから、心が折れたのはわかったけど、でもそれで聡ちゃんを降りるという考えには至らなかったし、聡ちゃん担としてまだ頑張るって思ってた。いくらJUMPが楽しくて、JUMPの話ばかりしてても担当は聡ちゃんだった。

 

 でも、そんな時にJUMPツアー2015が開催された。先日オーラスを迎えたJUMPingCARnival。わたしは何が何でも行きたかった。今回は北海道公演もある!1公演だけど!1公演とかふざけんなよって思ったし今も思ってるけど、九州の友達もJUMPコン行きたいと言っていたので、第1を札幌にして、最悪福岡行くわ!って第2第3を福岡にした。そしたら福岡初日が当たった。マジかよ。それでも初めての福岡で、友達と会うのも1年半ぶりだったし、何よりJUMPコンに行けるのが嬉しすぎて当選発表後はめちゃめちゃ浮かれてた。長くなるので割愛するけど結果としてJUMPコンは尋常じゃないくらい楽しくて、席は下手2階スタンド3列目でスタトロに乗ったメンバーと目線が同じという、神席だった。当日わたしは大ちゃんのうちわを持っていて、友達はいのちゃんで。まぁなんで大ちゃんになったのかってのはまた追々話すとして、いのありは逆サイスタトロだったので近くでは拝めなかったのだけど、山田の美しさ、圭人の投げちゅーの優雅さ、ゅぅゃの笑顔とおこぼれファンサ、知念の可愛さと光のかっこよさ、もう最高としか言えなかった。楽しかった。楽しすぎたコンサートが終わったわたしは「有岡担と名乗りたい」という気持ちが抑えきれなかった。でも聡ちゃんから降りるなんてその時もまだ考えられなかったし、聡ちゃんを見捨てるなんて出来ないと思ってた。めちゃめちゃ悩んだし一緒に入った友達にはひたすら「どうしよう」って言ってた。友達には「もう降りてると思ってた」なんて言われたし、今思えば降りてたんだろうなって思う。でも当時は認めたく無い気持ちが強くてただただ「どうしよう、どうしよう」って言ってた。

 担当というのは、本当に人それぞれ様々な在り方があるから、複数担当してる人も珍しくないし、全然賛成です。でもわたしは担当は1人派です。強いこだわりや理由があるわけではないけど、わたしは担当は1人がいい。だからどうにか答えを出さなきゃいけなかった。

 わたしが担当を決めるにあたって、やっぱりグループありきの自担なんですよね。もちろんセクゾンもJUMPもそれぞれ大好きで、そこは当たり前のことなんだけど、Mステで折れた心と、楽しすぎるコンサート後の有岡担と名乗りたいという心の叫びでは、圧倒的だった。でもここでもやっばりすっごく迷って、本当に降りていいの?後悔しない?って。セクゾンが明るい状況となった時にやっぱり聡ちゃん担でいればよかったとか思わない?とか。それにわたしはまだセクゾンの現場に行ったことがなかったのも迷った原因だった。セクセカコンは札幌公演なくて、ファンミは1人で行く勇気がなくて諦めて、セクパワコンは落選した。まだセクゾンに会ったことないのに決めていいの?って。だから、降りるならセクゾンに、聡ちゃんに一度会ってから決めたかった。降りて後悔なんてしたくないから。

 でも、友達に「それまで待てるの?」って言われたら、答えは「NO」だった。

 わたしの心はとっくに大ちゃんに降りてた。

 ただ聡ちゃんから降りた心を認めたくなかった。そんな軽い気持ちだと思いたくなかった。わたしは出戻りのジャニオタで、聡ちゃん担と名乗り始めて1年半ほどしか経ってなかったから、1年半で担降りとか聡ちゃん担と名乗ってきた1年半が本当の気持ちだったのか不安になった。

 今でも聡ちゃんは大好きです。薔薇色を読むと嬉しくなるし、雑誌の聡ちゃんの表情もすっごく大人っぽくなってて成長してるんだなぁって嬉しくなる。聡ちゃんへの気持ちは担当してた時とちっとも変わってない。そのことを実感するたびに安心する。担当ではなくなったけど、聡ちゃんへの気持ちは本物なんだなって。全然軽くなくて、むしろ重めで、一時の感情じゃなかったんたなって安心する。これからは、今までとは少し離れたところから、聡ちゃんとSexyZoneを見守っていきたいなって思えるようになった。勿論、大ちゃんを担当としてからの日々は楽しいことづくめだし、みなさんご存知の通りJUMPは推されまくってて追うのが大変なくらいで。9人揃ってるのを見ると幸せだなぁって思います。*1 幸せだなぁって思う反面、なんでセクゾンは3人と2人にならなきゃいけなかったんだろうなぁとも思うんですけどね…。

 

 冒頭に戻りますが、わたしは格差は平気な方です。それが売り方の一つであることも納得はしなくても理解はしてる。キスマイとか典型的な格差売りで、一応成功したわけだし。でも、キスマイはどんなに格差があってもフロントメンバーの3人だけの名義でCDだしたりなんてなかったじゃん。サビ以外3人しか歌ってなくても、歌番組で圧倒的に3人が映ったとしても、7人でパフォーマンスしてたじゃん。なんでセクゾンは3人にしなきゃいけなかったの?って。セクゾンにはなんで?って気持ちばっかりで。一時期本当に雑誌もセクゾン枠は3人で聡マリはジュニアと一緒とかもあったりして、その頃に比べたらマシになってるとは思うけど、流れてくる少クラ収録レポでは相変わらずの3人と、マリのソロもしくはジュニアと一緒、そして聡ちゃん不在の文字。なんでなんだろう。なんで、なんで聡ちゃんはそこにいないんだろうって。ほんとにそればかりだった。グループは楽しくない、自担はいない、理由もわからない、JUMPは楽しい、ただひたすらに楽しくて、明るい未来しか見えなかった。降りる決心をするには十分すぎた。

 聡ちゃんがあまりテレビに映らなくても、歌割がなくても、SexyZoneとしてそこにいてくれるだけでわたしは嬉しかったのに。

 

 1日でも早く、SexyZoneが当たり前に5人でいられる日々が来るといいなぁと常々思います。今では"元"担当となってしまったけど、いつの日か聡ちゃんをこの目で見られる日を楽しみにしています。次は北海道きてよね!

 

 

*1:深夜に録画してたリトラでのキミアト見ながら「幸せだなぁ」って思った。